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(終了しました。)令和元年10月20日 第112回学術講演会(東京医科大学新病院の講堂になります)

2019年10月20日日曜日に 

第112回学術講演会が開催されます。

なお、今回より今迄行われていた会場ではなく

東京医科大学新病院9階の講堂になります。

第112回学術講演会のプログラム

専門医共通講習(医療倫理)13:00-14:00 

                           座長  神川 晃 

「成育基本法の成立とこれから」

          公益社団法人日本小児科医会名誉会長    松平隆光

【ききどころ】

 「成育基本法」が、昨年12月8日未明、参議院本会議において全会一致で可決された。「成育基本法」とは胎児期から新生児期、乳幼児期、学童期、思春期を経て次世代を育成する成人期まで至る「人のライフサイクル」の過程に生じるさまざまな健康問題を包括的に捉え、これに適切に対応するために必要な法律と位置づけている。具体的には、国の機関として「成育医療等協議会(仮称)」を設置し、法定の計画として「成育基本保健計画(仮称)」を策定するという枠組みを定めるものである。
 親や子どもの問題は、早期からの周囲の気づきや介入が必要で、そのためには妊娠期から1人の保健師が長期に亘って相談に乗り、親の悩みがワンストップで解消される、フィンランドの「ネウボラ」を参考にしたシステムづくりが必要である。

 (休憩20)

トピックス1   14:20-15:00 

                           座長 大塚宜一
アトピー性皮膚炎のプロアクティブ療法

          国立成育医療センターアレルギー科    福家辰樹

【ききどころ】

 プロアクティブ療法は、再燃をよく繰り返すアトピー性皮膚炎(以下、AD)の皮疹に対して、急性期治療によって寛解導入した後に、保湿外用薬によるスキンケアに加え、ステロイド外用薬やタクロリムス外用薬を定期的・間欠的に塗布し寛解状態を維持する治療法である。近年、表皮バリア機能異常は経皮的感作のリスクと認識され、特に乳児期早期にADを発症し持続するフェノタイプでは、その後の喘息や食物アレルギーの発症リスクが高まると報告される。今回は小児期ADに対するプロアクティブ療法のコツと指導のポイントについて概説したい。

トピックス2   15:00-15:40 

                           座長 時田章史

発達障害児の家庭での対応

      河北総合病院 小児科           勝盛宏  

【ききどころ】

 乳幼児健診が疾病選別の場よりむしろ子育て支援の場であると言われて久しい。では健診を行う小児科医は自信をもって“子育て支援の専門家”と言えるのか?「ことばの遅れが気になる」「こだわりが強い」「落ち着きがない」という訴えがあった場合、疾病の診断治療という身体的医学モデル視点だけでは家族ニーズに応えることは難しい。心理社会的側面を踏まえた相談対応は欠かせない。医師が子育ての支援者として子どもとその家族に何ができるか、誰と連携したらよいのか、発達が気になる小児の家族への向き合い方について概説する。

(休憩20分)

小児科領域講習  16:00-17:00 

                           座長 中澤聡子
子どものマイナーエマージェンシー

      北柏こどもクリニック          朱田博聖   

【ききどころ】

 小児科外来で診療していく中で、対応について悩むマイナー外傷症例に遭遇する事がある。多くは緊急性がなく経過観察可能な症例が多いが、中には専門医へ紹介を有する症例がある。その一方で、対応の方法や知識を有する事で自ら診療を完結する事も可能な場合もあるため、小児科医がマイナー外傷の診療ポイントを学習する事は本人およびその保護者にとっても意義がある。ここでは、四肢のケガや、異物への対処など日常診療で遭遇する可能性のある外傷への対応ポイントについて概説する。

以上

ご参加をお待ちしております。

 

(2019/08/31 初稿)
(2019/09/14 追稿)
(2019/09/21 追稿)
(2019/10/11 追稿)
(2019/10/19 追稿)