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【お知らせ】《お子さまと保護者向け》HPV ワクチンリーフレット(修正版)のご案内(20210324)

関係各位

お子さまと保護者向け》HPV ワクチンリーフレット(修正版)のご案内(20210324)

 子宮頸がんを起こす原因の多くがヒトパピローマウイルス(HPV: Human Papilloma Virus)の感染で、性交渉の経験のある女性のうち約 8 割は生涯で一度は感染機会があるとされます。
 前がん病変(がんの芽)のうちに早期発見して子宮頸がんを防ぐのが子宮頸がん検診です (二次予防)。検診はきわめて有用ですが、その精度は 100%ではありません(感度 50~80%、 特異度 70~90%)。わが国の検診受診率は 40%程度と低率なので、検診のみでの予防には限界があります。
 これに対し、HPV の感染を予防して前がん病変や子宮頸がんの発症を防ぐのが HPV ワクチン接種です(一次予防)。子宮頸がんの予防には『HPV ワクチン接種(一次予防)』と定 期的な『がん検診(二次予防)』双方の組み合わせがとても効果的です。
 HPV ワクチンは、2013 年 4 月 1 日から予防接種法の一部改正により小学 6 年生~高校 1 年生相当の女子(標準接種は中学 1 年生女子)を対象に定期接種ワクチンになり、接種率は 一時 70%を超えるまでに普及しました。しかし、「ワクチンとの因果関係を否定できない持続的な疼痛が特異的に見られた」ことを受けて「副反応の頻度がより明らかになり、国民に適切な情報提供ができるまでの間、定期接種を積極的に勧奨すべきではない」とされ、2013 年 6 月 14 日『積極的な接種勧奨の一時差し控え』を決定しました。その後接種率は 1%未満まで低下したまま、“一時”差し控えから 7 年以上が経過し、ワクチンの認知度も低下しました。
 HPV ワクチンの有効性は、すでに諸外国、わが国からいくつものデータが出ています。 子宮頸がんによって毎年約 3,000 人の 20~30 歳代を含めた女性の命が奪われていること、 生命予後ばかりでなく、妊娠・出産の機会を失うことに強い危機感を持った東京小児科医会と東京産婦人科医会は、HPV ワクチンを広く知っていただくことを目的に《お子さまと保護者向けHPVワクチンリーフレット》を作成しました。当小児科医会のホームページからダウンロードできますので、ぜひご活用ください。

 

修正版について
 ↓  
HPVワクチンリーフレット修正版のご案内

 

(2021/3/24 初稿)